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まさか!?熱中症に体質差があった?

熱中症を起こしやすい人に男女での体質差があることをご存知でしたか?
実は男性と女性で熱中症の発症率が違うのです。
男性で約70%程度、女性で約30%位となっています。
数値から見ると女性の方が少し熱に強い風に見えます。

筋肉が多く付いていると体温が上昇しやすいとされていて、男性の方が女性よりも1割ほど筋肉量が多いため、同様の環境にいても男性のほうが熱中症になる可能性が高いのです。
男性と比較してみると女性の方が、体脂肪率が1割くらい高いのですが、体脂肪は体の温度と外気の温度調節を行ってくれているのです。

自分の体の温度よりも外部の気温が高ければ体熱を放散させ、逆に外部の気温の方が体温よりも低ければ体から熱を逃がさないようにする働きをしてくれるのが体脂肪です。
男性は女性と比べ、体脂肪率が低いため、外気の急激な変化を受けやすいのです。

結果として、男性は筋肉が多く付いているため体温が上昇しやすく、体脂肪率が低いので外気の変化を受けてしまい、熱中症を引き起こしやすくなるという訳です。
しかし男性が熱中症になりやすいのは体質に差があるだけでなく、屋外労働や学校での部活動も大きく関係しているのです。

熱中症はこんな人や場所に起きやすい!

男女の体質差によっても熱中症が引き起こされやすいかどうかが変わりますが、その他にも熱中症を起こしやすい人がいるのです。

体内での熱の産生が大きいということで体型の問題も熱中症に繋がると思います。
そして熱中症を起こしやすい体型の人は太った人、つまり肥満体型の人なのです。
肥満体型の人は運動で消費されるエネルギー量が多く、同時に熱の産生も多く行われるのですが、脂肪壁が障害となり熱を体外へ逃がさずに体内へ閉じ込めてしまいます。
逃げ場を失った熱は、体内で体の温度を上昇させ、熱中症を引き起こします。

また、熱中症が起きやすいのは肥満体型の人だけでなく、ベッド上で寝たきりの人はこまめに水分補給しなくては脱水症状を起こしますし、体温調節や汗の排出機能が低下している人、糖尿病などの生活習慣病や心疾患、アルコール中毒者など何らかの病気を持っている人、炎天下の日差しの中を厚着が必要な場所で作業している人、暑さに弱く、涼しい地方から熱が抜けにくい内地に旅行に行く人などに熱中症が起きやすいです。

熱中症が起きやすい環境とは

梅雨のある地方では梅雨が明けた後、まだ身体が暑さに慣れないために熱中症が起こる可能性があります。
また、前日の気温と比べ急に気温が上昇したとき、気温は低くても湿度が高い数値を出しているとき、屋内労働だった人がいきなり屋外労働に変わったとき、コンクリートやアスファルトの上で行動するとき(太陽熱が地面に吸収されて、照り返しで熱を上下から受けることになる)、長期休暇後の屋外での労働作業や部活動などです。

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